「壁紙が黄ばんできた」「継ぎ目が浮いてきた」「子どもの落書きが取れない」――そんなときに、いちばん手軽に“部屋の印象”を変えられるのがクロス(壁紙)張替えです。
ただし、いざやろうとすると「いくらかかる?」「どれを選べばいい?」「DIYでもいける?」と迷いがち。
この記事では、費用相場・工期・クロスの選び方・見積もりのチェックポイントを、リフォーム現場目線でわかりやすくまとめます。
(※匠王ではクロス張替えを含む内装工事から、必要箇所だけの小規模補修(リペア)まで対応しています。)
この記事の要点(先に結論)
- クロス張替えの単価目安は、量産品:800〜1,100円/㎡前後、ハイグレード:950〜1,500円/㎡前後がよく見られるレンジです。
- 6畳の張替えは条件次第ですが、3〜7万円が目安として紹介されることが多いです。
- 失敗の多くは「下地(壁の状態)」「見積の内訳」「機能クロスの選び違い」で起きます。
- 賃貸は原状回復の考え方が絡むため、ガイドラインの考え方を押さえるとトラブルを減らせます。
1. クロス張替えのベストタイミングは?
「何年で張替え」と決め打ちするより、症状で判断するのが現実的です。
張替えサイン(チェックリスト)
- 黄ばみ・黒ずみが目立つ(特にキッチン・喫煙・結露の多い部屋)
- 継ぎ目が開く/浮く/剥がれる
- 触ると粉っぽい・ベタつく(経年劣化や汚れの蓄積)
- カビが出た(裏側まで回っていることも)
- 穴・破れ・落書きが気になる
- においが染み付いて取れない(ペット・生活臭)
この段階なら、全面張替えより“部分補修(リペア)”で済むケースもあります。放置すると劣化が広がり、結果的に工事が大きくなりやすいので早めの判断が得です。
2. クロス張替えの費用相場(㎡単価・部屋別)
費用は主に (1)クロスのグレード (2)施工面積 (3)下地処理の量 (4)家具移動や養生 (5)建物条件(梁・高さ) で変わります。
2-1. ㎡単価の目安(材料+施工)
よく紹介される相場感は以下です。
- 量産品(スタンダード):約 800〜1,100円/㎡ 程度
- ハイグレード(1000番台):約 950〜1,500円/㎡ 程度
- 別の整理では、スタンダード 1,000〜1,200円/㎡/ハイグレード 1,400〜1,600円/㎡ とする例もあります。
同じ「白い壁紙」でも、汚れ防止・消臭・表面強化などの機能で単価が変わります。
2-2. 6畳の目安
6畳の張替え費用目安として、3〜7万円というレンジで解説されることがあります。
※天井も張替えるか、梁や窓の多さ、下地補修の量で上下します。
3. 工期の目安(どれくらい部屋が使えない?)
クロス張替えは「住みながら」でもできる工事ですが、生活動線の確保がポイントです。
- 1部屋(例:6畳):半日〜1日が多い
- LDK+廊下など広め:1〜2日
- 全室(2LDK/3LDKなど):2〜5日程度(荷物量で変動)
※実際は現地の状況次第なので、見積時に「何日・どの部屋から・家具はどうするか」まで段取りを確認すると安心です。
4. クロスの選び方(後悔しない5つの基準)
「見た目」だけで選ぶと、住み始めてから後悔しやすいです。おすすめはこの順番。
① 部屋の用途(汚れやすさ)で機能を決める
- キッチン・ダイニング:汚れ防止/拭き取りやすい
- トイレ:消臭・抗菌
- 寝室:落ち着く色味+質感
- 子ども部屋:表面強化/傷に強い
- 結露しやすい部屋:防カビ(ただし結露原因の対策も重要)
② “白の種類”を侮らない
白でも、黄み・青み・グレー寄りで印象がガラッと変わります。
床・建具の色と合わせて、サンプルは昼と夜で確認するのが鉄則。
③ アクセントクロスは「面積」より「位置」
人気ですが、貼る場所を間違えると落ち着かない部屋になります。
おすすめは テレビ背面/ベッド背面/玄関正面 など“視線が集まる面”に1面だけ。
④ 天井は「壁より1トーン明るめ」が無難
天井を暗くすると、空間が締まる一方で圧迫感が出ることも。
迷ったら天井は明るめが失敗しにくいです。
⑤ 将来の部分補修も考える
柄物や強い色は、将来の“1面だけ張替え”で色合わせが難しい場合があります。
長く使う前提なら、ベースは馴染む色+アクセントで遊ぶが安定です。
5. 見積もりで必ず見るべき「内訳」5項目
同じ「クロス張替え」でも、見積の中身が違うと金額も仕上がりも変わります。
- ㎡数(施工面積)の根拠:天井含む?梁・凹凸は?
- 既存クロス剥がし:含む/別途
- 下地処理(パテ):どこまでやるか(ここが仕上がりに直結)
- 養生・家具移動:含む/別途(住みながらだと重要)
- 廃材処分費:含む/別途
このあたりは、見積の注意点として一般的に整理されています。
6. DIYはアリ?ナシ?(結論:条件付きでアリ)
DIYは材料代を抑えやすい反面、失敗すると「結局プロにやり直し」で高くつくことがあります。
DIYが向くケース
- 収納内部など、多少の粗が気になりにくい場所
- 既存壁が比較的フラットで、下地が良好
- 小面積のアクセント(練習しながら)
プロ推奨のケース
- 結露・カビがある(原因対策が先)
- 下地の凹凸・割れ・ボードの傷みがある
- リビングなど“毎日目に入る場所”
- 退去時トラブルを避けたい賃貸
7. 賃貸の注意点(原状回復トラブルを避ける)
賃貸では「どこまで借主負担か」が揉めポイント。
国交省のガイドライン系資料では、クロス張替えについて毀損箇所を含む一面分までを借主負担として認める考え方などが示されています(経過年数の考慮も含む)。
勝手に全面張替えをすると精算で揉めることもあるので、
- まず管理会社・大家へ連絡
- 写真を残す
- 見積・施工範囲を書面で合意
が安全です。
8. よくある質問(FAQ)
Q. クロスは「一面だけ」張替えでも違和感ない?
A. 同じ品番でも経年で色が変わるので、面で違いが出やすいです。迷ったら「一面」ではなく「その壁面まるごと」張替えが無難。
Q. 工事中は在宅しないとダメ?
A. 鍵の受け渡し方法や範囲次第。貴重品管理・ペット対応を含め、事前に段取りを固めれば不在工事が可能なこともあります。
Q. ついでに床や建具のキズも直せる?
A. クロスと同時施工で段取りが良く、相性もいいです。匠王のように「小さなリペア・修繕」も扱う業者ならまとめて相談しやすいです。
まとめ|クロス張替えは「下地×内訳×選び方」で9割決まる
クロス張替えは、見た目以上に下地処理と見積の中身で仕上がりが変わります。
迷ったら、まずは「気になる部屋1つ」からでもOK。部分補修で済むケースもあります。
匠王では、クロス張替えを含む内装工事から総合リフォームまで対応し、現地調査・見積無料(条件あり)で相談できます。
「この汚れ、張替え?それとも補修でいける?」といった段階でも、写真があると判断が早いのでおすすめです。